もくじ
はじめに
みなさんはスマートフォンなどの液晶画面を割ってしまったことはありますか?
ある方もない方も予防するためにご一読いただけたら幸いです。
iPhoneの画面を2度割りました
プレイリーダー岡の体験談
最近、2年以上使っていたiPhoneの画面を2度も割ってしまいました。
1度割れて修理をしたのに、また画面を割ってしまった岡の体験談です。
1回目の iPhone 画面割れ
「私は画面を割らない」と思っていた私。
現在も使っている私のiPhoneは「5C」というモデルです。およそ2年数か月使い、動きはだんだん遅くなってきているものの、まだまだ使える!と思っていました。iPhoneの画面を割ってしまった人の話を多数聞いていたので、内心、ガサツな私が一度も画面を割らずに2年以上扱っていたことに驚きも感じていました。今後も画面を割ることはないよねと高を括り、「そのうちに気に入ったモデルがでたら買い換えよう」くらいに気軽に思っていた矢先のことでした。
飛んで行ったiPhone、飛距離は1m。
とある平日、仕事帰りのバスの中で疲れ果てながらも、いつもより早く仕事を切り上げられた自分に(残業30分!)ウキウキしていました。私はPASMO(ICカード)をケータイケースのポケットに入れているのですが、バスに乗ったときにPASMOの残高があまりないことに気がつきました。
バスを降りる際、運転手さんに「チャージお願いします!」と元気よく伝え、乗車料金をタッチして支払いました。意気揚々とケータイケースをIC支払面から離し、出口へ向かって一歩踏み出した瞬間に、手からiPhoneカバーに入ったPASMOが1mほど飛んで行ってしまったのです。つまり、PASMOとともに、iPhoneも一緒に飛んで行ってしまいました。いつもはしっかり持っているはずなのに。
私のiPhone・・・大丈夫だよね!?
恐るおそる拾ってみると、iPhoneの画面は見事に割れてしまっていました。
バスの床にはデコボコ
その時にはじめて知ったことですが、バスの床にはデコボコになっているものもあるということ。
カバーで守られているはずのiPhoneが、カバーをオープンにして、唯一無防備だったディスプレイの面から腹這いに落っこちてしまいました。
まさか私が・・・
数日前に私が所属している神奈川わかものシンクタンクの中村さんが、
「自転車こいでたら、ポケットからするっと落ちて iPhoneの画面割れちゃいました。」と聞いていたのに。
まさか私まで。
ウキウキしていると気が緩む→危険な状況
いつもは気を張っていますが、こういったウキウキして気が緩んでいるときにも落とし穴があることがわかりました。
防災トランプのお題(ハザード)で言うと、「スケジュールに余裕がない」あたりで話せそうな内容です。
ラッキーなケースも?
実は防災トランプ開発者の福本さんも
「iPhoneを駅のホームで落として、床に叩きつけられた後拾ったら、ちょっとひびが入ったように見えた」と言っていたのですが、
「見えただけで、ひびらしきものはしばらくしたら消えたからひびではなかったのかもね」と。
こんなケースもあるのかと。
修理にいこう!
あまりに画面が割れており、操作もうまく効かない状態だったので、新しく出ている機種iPhone6SEが手に入るかを調べてみました。
iPhone6SE は入手困難。
すると数か月待ち…。
一応予約してしばらくは使おうか…。
と思っていましたが、
iPhoneの使用時間 × イライラ
割れた画面のガラスが指に刺さるし、ただでさえ、動きが遅くなっていたところに加えて操作が効きにくい 画面の割れたiPhoneにイライラしてしまい、修理することを決意。
翌日、修理に出すことに。
翌日にとある繁華街で1時間ちょっとで修理してくれる業者さんがある、ということでいってきました。
修理業者さんの選び方。
相場等々・・・
iPhoneの画面修理はたくさんの業者さんがいます。
インターネットで調べてみると相場は5,500円~15,000円。業者の価格リストによっては、パーツ代のみ表示で作業費用が含まれていないものもありました。
別途作業費用と書かれていても、一体いくらになるのかわからなくて不安ですよね。
Apple Inc.のリペアセンターが出している値段はApple Care+という、いざという時の対応が値引きされる保険のようなものに加入している場合、7,800 円 (税込)未加入の場合は14,800 円 (税別)でした。
私が選んだ決め手
さて、私の優先順位は
- すぐ(1~2時間以内)に直してくれること
- 安いこと
でした。
かといって、安すぎる業者さんに頼んだら、配線を切ってしまった、データが消えてしまった、など悲しいことが起きても嫌だったので、相場の中間の価格で、はやく対応してくれる業者さんを選びました。
電話で確認すると、持ち込んだら45分程度で修理が完了し、お値段は8000円ちょっとということで、この業者さんに決定しました。
業者選びのコツは?!
実際に調べてみると持ち込みか配送か、作業時間もお値段も業者さんによって全然違います。
業者選びのコツは、「いまの自分が納得できる条件か?」で見るのがいいかなとおもいました。
実際に、買い換える選択肢もあったわけですが、私の場合は「とにかくすぐに直したい」が優先だったので、その中で安いことろ、口コミがあるところを選びました。
さて、行ってみたところはどうだったのでしょうか?簡単ですが解説します。
画面の修理あれこれ
怪しげな雑居ビル・・・
Webに載っていた住所に着くと、そこは中華料理屋店が立ち並ぶ雑居ビルの一角。2階にあがる階段も薄暗く、「大丈夫かな?」と少し不安でしたが、口コミには悪いことは書いていなかったので、思い切っていってみました。
中はわりとキレイ
ドアを開けると小奇麗なオフィスに受付があり、日本語の上手な男性が対応してくれました。受付をしてる最中、奥の部屋から中国語を話す方がでてきてはその方に中国の言葉で話しかけます。
言葉がわからない分、少し不安を感じながらも、背に腹は代えられぬとそのまま対応をお願いしました。
データ抜かれたりしないか不安
修理中の選択肢は、外に出て、できる時間になったころに取りに来る or その場で待つでした。
何をするのでも、いろいろと疑り深い私は、作業工程をちゃんとみておこうとその場で待つ、選択をとりました。
まるで外国で修理しているよう
日本語の上手な方は、受付のとなりにある作業ブースで修理をはじめました。
わからない言葉が飛び交う中で、修理を待っていた私。外国にいて、直してもらっている感覚でした。
出来上がりはとてもキレイ!
出来上がりはとてもきれいでした。
終わった後には丁寧に動作確認や、データ確認を行ってくれました。
料金も安心な後払い。
正常に動くことがわかってからお金を受け取る、というシステムをとっているとのことで、安心できました。
強化ガラス保護シートのすすめ?
修理の最後に、強化ガラスの画面保護シートを勧められました。通常3000円のところを、画面修理をした人は1000円で提供できると聞き、また壊れるリスクを軽減できるならと硬度10Hという強化ガラス保護シートを張ってもらいました。
ところで、この硬度10Hとはどのくらい強いのでしょうか?
パッケージにはハンマーで叩いた衝撃にも耐えられるとのことでした。
ガラスコーティングの硬度
その硬度についてちょっとしらべてみました。
ガラスコーティングの硬度について
ガラスコーティングの硬さについて少しお話させて頂きたいと思います。
ガラスコーティングの硬度(かたさ)は、“傷つきにくさ”や“変形しにくさ”を表しています。
コーティングや塗装業界での硬度には主に二つの尺度があります。
ですが尺度が二つあるということ自体あまり広く知れ渡っていないので、この二つの尺度が混同されてしまうことがよくあります。
①1つ目の尺度は、比較的馴染みのある「鉛筆の硬度」。
②2つ目の尺度は、鉱物の硬度を表す指標で海外でも広く用いられている「モース硬度」というものです。
この二つはどちらも引っ掻いた時の傷のつきにくさを表しています。
通常、樹脂やプラスチック、一般塗膜の表面硬度や引っ掻き傷への耐性を測る場合には、柔らかい素材まで幅広く計測できる「鉛筆硬度」
(JIS規格6B~9Hの17段階)が用いられています。
一方で、ガラスコーティング素材を取り扱う業者の多くは「モース硬度」(旧モース硬度1~10)を使用してきました。
しかしながら、最近ではガラスコーティングも「鉛筆硬度」で表示されている場合があり、二つの基準が混在してしまっているのが現状です。
引用元:日本コーティング協会「ガラスコーティングの硬度について」
コーティング分野の尺度だと・・・
10Hと言われたけれども、Hがつく鉛筆の硬度・・・あれ??9Hまでしかないの??では10Hは??…
モース硬度の10を10Hとしているのかしら・・・と記事を書いていて不思議に思った岡でした。
2回目の iPhone 画面割れ
とはいえ、強化ガラスフィルムが付いた直後はそんなこともつゆ知らず、「もうそうめったに壊れることもない!!」とiPhoneの画面が生まれ変わり、防御力が大幅にあがったことにルンルンしていました。
災害は忘れたことにやってくる…
それから3週間ほどたったある日の平日。
またもや仕事が早く終わり、ルンルンしながら帰っていました。(気が緩む→危険な状況)
再び飛んで行ったiPhone。
電車の改札を勢いよくとおり、ICタッチを終えました。
直後、「あれ、この感覚どこかで・・・?」、まるでデジャヴのように手からPASMOそしてiPhoneの入ったケータイカバーがポーンと離れていきました。
iPhoneは再び飛んでいきました。
強気な私・・・なぜなら!
しかし、前回とは違い、私は「割れているはずがない」という自信に満ち溢れていました。
なぜなら硬度10(多分)の強化ガラスでコーティングしていたからです。
大丈夫、大丈夫。
きっと大丈夫なはず!そう思って落ちたiPhoneを拾うと…
見事にヒビが入ってしまったのでした。
原因は・・・?
原因は、ちょうど強化ガラス保護フィルムとディスプレイ画面のつなぎ目から地面に落ちたこと。そしてその先には、またしてもボコボコ面のおしゃれなタイル。タイルの溝に、うまくつなぎ目が入って当たってしまったことで、ピシッといっぽん稲光のような線が画面右上から左下の真ん中あたりに向かって、入ってしまいました。
あーあぁ。。。へこみます。治したばかりなのに。
iPhoneカバーの役割を見直そう
2回目の破損はまだ修理にもっていっていません。
1回目の時と比べて、割れた部分が小さく、被害も小さいため、
最近はやりのかわいい柄のマスキングテープで割れている個所を固定しおしゃれに見えるように工夫しています。
こうなったら反省会!
そこでなぜ2回も落としてしまったか? どうしたら落とすことを避けられたのか?について考えてみました。
1回目、2回目と共通しているのは、早く帰れてルンルンしていたこと!
…だけでなく、iPhoneケースのポケットに入れてあるPASMOを使った直後ということ。
iPhoneケースのポケットに入れておけば、確かに機能的には1つで2役ということでとても便利です。
しかし、使う目的を誤るとiPhoneを画面割れから守るカバーとしての役割が上手に果たせないこともわかりました。
今後の対策として、きちんとiPhoneカバー単体で機能するものとして使用し、乗車時などは落ち着いて行動することを心がけてみます。
今後どうしようか・・・
さて、次のiPhoneモデルが出るまで待つか、今あるモデルを買うか、あるいはしばらくこのまま過ごしてみるか、考えどころです。
おわりに
この記事を読まれている方の中にも、これまでスマートフォン、iPhoneの画面を割ってしまった方も多いのではないでしょうか。
是非、その体験をきっかけに、ご自身の日々の生活や行動の特徴を見直して気をつけたいことを考えてもらえたら幸いです。
私のように「2度」も画面を割らないためにも。
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岡歩美
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